令和6年度 ニューヨーク海外研修
10月15日(火)~10月21日(月)まで星槎中学高等学校と北斗校50名がニューヨーク海外研修に行き、
星槎中学校からは12名の生徒が参加しました。
【2日目:16日(水)】
アメリカの象徴である「自由の女神像」を見学、その偉大さに一同、感動の声をあげました。
午後はワールドトレードセンターの跡地である「グランドゼロ」を訪れ、
1本だけ残った「サイバーツリー」を囲んで生命の貴さを感じ、「本当の平和」について班ごとに話し合いました。
「池の淵に刻まれた名前を見て、その日まで生きた人がいて、名前の分だけ亡くなって
しまった人がいたことを実感した。」など、現地を訪れたからこその感想が多く寄せられました。
【3日目:17日(木)】
交流校であるNVOT(ノーザンバレーリージョナルハイスクール・オールドタッパン校)を訪問し、
プレゼント交換や習字や浴衣の着付けなど、英語と日本語を交えながら文化交流を楽しみました。
カフェテリアで昼食をともにした後は、NVOTの生徒の皆さんに校内や授業風景を案内してもらってその広さに驚き、
その後は班ごとのゲーム大会で大いに盛り上がりました。
【4日目:18日(金)】
国際連合アフリカ担当事務総長特別顧問室(United Nations Office of the Special Adviser on Africa)を公式に訪問しました。
広く立派な会議室に案内され、なかなかできない経験だけに緊張の面持ちで会が始まりました。
佐々木希和PSD(プログラムサブディレクター)の司会により、UNOSAA担当の方々、佐々木邦子PD(プログラムディレクター)のご挨拶の後、
高校の先輩方が「SAABの活動報告」と「SDGsの取り組みの一環として、大量に廃棄されている『おから』を使った『おから
クッキー』」のプレゼンテーションを行いました。
「アフリカ学生協会」のユリアンさんは鉱物資源に恵まれているアフリカ、特に「コンゴ民主共和国」を例にとり、
日本とアフリカの若者が協力して両国の架け橋となり、アフリカの発展に寄与してほしいと話されました。コンゴの平均年齢が16歳と聞いて驚きました。
会の最後に手作りの「おからクッキー」をプレゼント。「美味しい! 英語のレシピが欲しい。」と感想を頂き、
学生相互の交流が深められるよう、SAABで「おからクッキー」を販売した売り上げを学生協会に寄付していくことを伝えました。(星槎高校垣内教頭先生より)
会の後はグループごとに国連の中を案内して頂き、普段ニュースで目にする
安全保障理事会の会議室などを見学し、貴重な経験をした1日となりました。
【5日目:19日(土)】
現地の日本人や日本にルーツをもつ子供たちが学ぶ「パラマス補習校」を訪れました。
生徒達は数か月前から練習して来たソーラン節を披露し、年少組の子供達と大きな声で掛け声をかけながら楽しく踊りました。
小学生、中学生、高校生とは「好きな本」の紹介や「差別について」などのプレゼンテーションを聞き、日本語で話し合ったあと、
ホールでランチを食べながらさらに交流を深めました。
【6日目:20日(日)】
早朝にニュージャージー州のニューアーク空港を後にし、21日(月)午後に無事羽田に到着しました。参加者全員がケガも病気もなく、充実した思いで1週間の研修を終えることができました。