７月１５日(金)に、「若葉台戦争体験を語り継ぐ若葉の会」より５名の講師をお招きし、高校２年生は戦争体験講話を拝聴しました。

硫黄島の戦いや学童集団疎開、満州で勤めた経験、また戦後の食糧難など、講師の方の実体験をもとにした大変貴重なお話でした。

戦後７７年を迎え、語り部と呼ばれる方々の経験談を直接お伺いする機会は年々困難になってきています。そのような中で生徒たちも貴重な機会だということを理解し、熱心に耳を傾けていました。その後の質疑応答では多くの生徒から次々と質問が上がり、また休み時間にはお互いに感じたことを伝えあい意見を交換するなど、理解を深めようとする姿勢が見られました。

生徒からは「戦争は二度と繰り返してはいけないことだと思う」、「平和な世界、戦争が起こらない世の中になるよう社会に貢献できる人になりたい」「平和で平穏な生活がいつ壊れてしまうかわからない。戦争の恐ろしさを学び、次の戦争が起きないよう話を伝えていかなければならない。」「現在の私たちの生活がどれだけ幸せなものかを考えさせられた」と感想が上がり、心に刻まれる時間となりました。

高校２年生は来年サイパン海外研修を控えています。この講話を胸に、これからの事前学習にも意欲的に取り組んでいきます！